Project Story 01
度重なる丁寧なアプローチで人間関係を築き、スピード対応と高い技術による施工で満足度を向上。
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工事企画部 第3企画課
荒井 秀智2005年4月入社。同年6月主任。2007年支店長。2021年ブロック長。
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工事企画部 第5企画課
飯野 要2020年4月入社。同年7月主任。2021年10月支店長。
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築20年、3階建ての住宅に1人で暮らすご高齢のお客様の気持ちに寄り添いながら。
案件の概要
2020年に入社した体育大学を卒業して、オンテックスに入社した飯野さん。結果を評価される実力主義の会社を志望し、数ある会社の中でも、成長が期待できると感じたことから入社を決めました。
その飯野さんにとって入社当初から指導を受けてきた荒井さんはいわば“仕事の師匠”のような存在。荒井さんもまた20代で入社して以来、ステップアップを重ねて、現在はブロック長という大勢をマネジメントする立場に就いています。
そんな2人にとって印象深かったお客様の1人が、とあるご高齢の女性でした。
その女性はモルタル3階建て、220㎡の一般住宅に住んでいました。決して小さくない家でしたが、住んでいたのは彼女1人だけ。一般的には新築から10年超で各所に経年劣化も出てきます。しかし、その家は築20年ほどがたっていましたが、それまで外壁塗装はしていませんでした。「外壁塗装をしたほうが、家へのダメージも防げる。気持ちも一新するし、暮らしやすいのでは?」というのが、2人が当初に感じたことでした。 -
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「このままで住み続けられるだろうか…」経年変化にも不安を感じるが、前向きになれない理由とは。
お客様の抱えていた課題
その女性が、持て余すようにも見える3階建ての家に1人で住んでいたのには理由がありました。つい最近にご主人様を亡くしていたからです。お子様もいましたが、もう独立して家庭を持っており、そこには住んでいません。
ご本人も外壁塗装の必要性は感じていました。「このままで住み続けられるのだろうか……」という不安はあったようです。女性が暮らす地域は30軒ほどが建ち並んでいますが、そのうちの半分ほどは外壁塗装が済んでいました。女性もその様子は目にしていたため、関心はありました。しかし、ご主人様が亡くなって間もない慌ただしさもあり、なかなかそこまで余裕がないというのが正直なところ。「落ち着いてからでいいわ」というのがご本人の気持ちでした。 -
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地道な挨拶や会話が信頼関係を築くための近道に。熱意と人柄を伝える営業活動。
解決策
実はオンテックスでは、この地域で外壁塗装を行った家のうち2軒の工事を請け負っていました。オンテックスは外壁塗装のトップブランドとして、評判が評判を呼ぶかたちで、お客様が広がっています。この地域で手掛けたお客様からも非常に好評をいただいていました。
そこでこのお客様づてに、この一人暮らしの女性にお話をしていただくことになったのです。
荒井さんと飯野さんも、女性にお会いしてご挨拶しました。一度や二度ではありません。何度も通って挨拶をし、具体的な外壁塗装の話もしました。「人柄を気に入ってもらいたい」という熱意があったからです。
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ふとしたときに聞かせてくれた本音に素早く反応。1時間後には見積書を持参するスピード感。
突破口となったターニングポイント
そうして徐々に人間関係ができていきました。偶然にも、女性のお子様と、飯野さんは年齢も近く、そうした親しみを感じていただけたのかもしれません。
あるとき、その女性が本音を聞かせてくれました。
「そうね。いつか壁を塗り替えたいとは思ってはいるのよ。でもねえ……」
住み続けられるのかという不安、心配事を抱えながら過ごすモヤモヤとした気持ち。そうした不安感までも共有してくれたことに応えようと、1日と待たせず、1時間後には見積書を持参するに至りました。少しずつ築いてきた人間関係、そしてスピード感のある対応。もちろん、近所で実際に施工している方がいたということも理由になったかもしれません。結果、この女性から外壁塗装を正式に依頼されることになりました。
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必死になって頑張るからこそ、多くのお客様からの“喜びの声”がもらえる。
お客様からの評価
自社一貫体制を敷くオンテックス。自社の技能士が丁寧に外壁塗装工事を行い、築20年ほどのこの家はみるみるときれいになっていきました。
仕上がりを見た女性は次のように話してくれました。
「本当にきれいになったわ。新築の頃を思い出します。皆さんのおかげで、これからも長く住んでいきたいと思えますね」
大切な思い出がたくさん詰まった家を、また長く住めるようにするのも私たちオンテックスの大事な役目。オンテックスは 『日本一”誰かのために”頑張れる会社』 だからこそ、お客様の気持ちに寄り添い、そして必死になって仕事をしているのです。 -