Project Story 02

お客様の感謝の言葉と自らの手で仕上げた塗装の仕上がりが、成長の糧であり、大きなやりがいとなる。

  • 技能部 関西技能課
    川端 良輔

    2012年4月入社。2013年職長。2021年班長。

  • 技能部 関西技能課
    楠 輝人

    2022年入社。

  • さまざまなバックグラウンドを持つ多くの技能士が活躍するオンテックス。

    案件の概要

    オンテックスは自社一貫体制を敷き、製造・開発から、販売、施工まで自社で担えることが大きな特長です。外壁塗装のトップブランドとして、これまでの累積施工実績は約14.5万件にもなります。
    その中で実際に外壁塗装を行うのが技能士(塗装職人)。オンテックスの中でも技能士が所属するのが技能部です。関西技能課の技能士は約40人。そこで班長(リーダー)を務めているのが川端さん。入社10年目に自ら手を挙げて班長という責任ある立場に就きました。
    技能士たちのバックグラウンドはさまざまですが、大学を卒業してすぐに技能士になった人もいます。楠さんはその1人。入社1年目の現在は、川端さんをはじめとする先輩たちに学びながら、技能士の道を歩み始めています。
    そんな2人にとって、やりがいのあった仕事の一つが、築20年ほどのある一般住宅の塗装。それは、塗装完了後に新たな相談が持ち上がったという例でした。

  • 毎日見る家だからこそ、違和感のないきれいな色合いに。お客様のリクエストに寄り添う。

    お客様の抱えていた課題

    その一般住宅のお客様からは、外壁と屋根、さらに付帯部の200㎡程度の塗装について依頼されていました。丁寧に熱心に施工を終えた2人。通常なら、そこで作業も完了となります。
    しかし、仕上がりを見たお客様は次のような声を漏らしました。
    「付帯部のペンキの色が、私が思っていたのとは違うのですね…」
    依頼いただき、打ち合わせした上で進めてはいたものの、いざ塗り終わって見てみると、付帯部と外壁との色合いの差が気になったようでした。
    「やっぱり壁に合う色にしていただきたいのですが」
    そこで、お客様の希望に応えるべく、新たな提案を行うことになりました。

  • 自社一貫体制という強みが優れた提案を生み、臨機応変に問題を解決できる力を養っている。

    解決策

    色と一口に言っても、さまざま。家ごとに歴史があり、築年数やご家族の過ごし方によって、色合いは変わっていきます。そこからまったく新しくしたいのか、元に戻していきたいのか、お客様ごとに希望も異なります。
    そんな一人ひとりの希望に応えられるのも、オンテックスの強み。なぜなら、オンテックスの技能士は自社の技能士育成施設「オンテックス・テクニカルスクール」で実地さながらの研修を受けていることに加え、さらに自社で独自製品の開発を行っているからです。近年は塗るだけで外壁の温度上昇を抑える「サーモテクト」シリーズなど、塗料や工法なども研究・開発を行っています。省エネや環境対策も視野に入れながら、施工力に磨きをかけていることが、多くのお客様からの信頼につながっています。

  • お客様のご満足のいく色合いを追求し、数々の現場経験を基にしながら、試行錯誤を重ねる。

    突破口となったターニングポイント

    そこで、このお客様のケースでも、こうした技術などを生かして、何色か試し塗りをし、お客様が気に入った色になるまで試行錯誤を重ねました。
    川端さんがそれまで塗装してきた現場の経験を基にしながら、さらに楠さんの新鮮な意見も取り入れ、チーム一体となって仕事を進めていきました。試し塗りも色だけでなく、それを別の箇所、別の塗り方など、いくつものパターンを試し、それをその都度、お客様にも確認していただきました。ある意味では時間がかかる地道な作業だったかもしれません。しかし、こうしたやり取りがお客様との信頼と、そして満足度にもつながっていきます。その結果「これにしたいです」というお声をいただき、実際に付帯部を新たな色で塗装することになりました。

  • 仕上がりを見たお客様から直接の感謝の声がやりがいに。オンテックスなら喜びを共有し合える。

    お客様からの評価

    塗装された付帯部と、外壁との色合いのバランス、すべての仕上がりを見て、お客様は満足そうに話しました。
    「新築のときよりもきれいになりました。まさに思っていたとおりの色合いですね」
    それは、ご納得いただける色合いをたびたび検討して、やり取りを重ねたからこそ。お客様はさらに続けました。
    「周りに自慢できる家にしてくださって、ありがとうございました」
    こうしてお客様からの声を直接いただけることも、技能士としての大きなやりがい。その感謝の言葉を聞き、自らの手で仕上げた塗装の出来を見て、また次の仕事も良いものにしていきたいと思う。それは、技能士たちの共通の思いです。2人もまたその喜びを共有しました。オンテックスでは多くの技能士たちが、こうして成長とやりがいを追求しているのです。

Project Story 01

度重なる丁寧なアプローチで人間関係を築き、スピード対応と高い技術による施工で満足度を向上。